July 31, 2008

トラバ

自動巡回ソフトでも使ってんだろうけど、変なトラックバックがいっぱい。

いい加減めんどくさいんで、新しいのは見ないで削除です。

専門分野のあるエキスパートな人々も、結構足元が暗い場合がある。
最近のいい例がこれ

「お湯のほうが早く凍る」「ためしてガッテン実験は本物か

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June 27, 2008

つくづく思うけど

アクセス解析してみると、やっぱり思うのは「まめに更新しなさいよ」
ということ。

わかっちゃいるんですが、そう毎日毎日書き込むネタがないもんだから


こうしてみるとやっぱ、売れっ子の作家っていうのは大変だよなぁ

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May 18, 2008

最近は邦画ばっかり

ここんとこ邦画ばかり見ているのだが、理由は簡単。
洋画ではあんまり面白そうなソフトが出てこないから。
これじゃいかんなとは思うのだが、いまどきのCG満載の映画などは
見る気もしないし。

と思ってたら、ユニバーサルはえらい。
8/7にリクエストMOVIEシリーズとして「1941」「地球爆破作戦」「レーサー」の
3本がDVD発売されるじゃないのよ。

見る気になるソフトが出てくると嬉しいものです。

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May 16, 2008

直撃地獄拳 大逆転

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直撃地獄拳 大逆転
1974年東映
石井輝男 監督
出演 千葉真一 佐藤允 郷英治 中島ゆたか 池部良 丹波哲郎ほか

注・郷英治の英は本当は金へんに英であります

昨年の秋開催された「いわて盛岡映画祭」ではプレイベントの「花くれないに」上映会に行ったのだが、上映プログラムに岩手大学映画研究会セレクトとして本作「直撃地獄拳 大逆転」が組み込まれていて、そのときには通好みの選択にへぇぇ、と感心しただけで終わったのだがちょうどこの時期にDVDが発売になっていたのを後で知り、つらつらとネットで本作の評価を見てみたらあまりにも「バカ映画」としての評価が高いことを知り「岩手大学映研おそるべし」と感心し、「これはひとつ見てみなくてはなるまい」と決意して今頃見てしまったのだが

確かにこれはバカだ

この「大逆転」は本作の前に「直撃!地獄拳」という正編があってその続編になるので、こっちを見てたほうが登場人物のキャラクターがよく判るようになってるのだが、まぁその辺は目をつぶろう。いずれ正編も見ることにする。
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ちょっとだけ前作から設定を引っ張ってくると、甲賀忍法の伝承者である甲賀竜一(千葉真一)は正編では探偵やってて、マフィアに同僚を殺された元刑事の殺し屋・隼猛(佐藤允)、大量殺人の死刑囚の桜一郎(郷鍈治)とともに警視総監だった嵐山(池部良)に集められてマフィア組織を倒すのが前作まで。その後甲賀は自衛隊に入り空挺団に所属。隼は相変わらずの殺し屋稼業。桜は女とくっついて平々凡々に暮らしていたのだが、嵐山いわく「緊急事態の事件」の解決のためこの三人を集めるよう前作にも登場した嵐山の姪、恵美(中島ゆたか)が奔走。
秘密の訓練なのに面会人が来ているってのはどういうことだ!と甲賀は上官に怒られ、もともと嵐山の部下だった隼は「水臭いじゃないですか」と嵐山のもとに速攻で現れる。「今回の事件は金になるぞ」てんで、どうしても金庫破りのウデに秀でた桜をこのチームに引き込みたいので甲賀は桜の家を訪ねるとものすごいブスの華子(松井康子)が出てきてびっくり。ウソついてむりやり華子の家から桜を追い出させて三人がまた揃った。っていっても、とにかくこの三人は大人げなくてなぁ、バカなんだよなぁ。
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意味があるようには思えないが、超ミニ姿の恵美からビデオを見せられた後に説明された今回の任務は慈善事業家ザビーネ・カウフマン夫人のダイヤ「ファラオの星」を盗み出した連中から取り戻すことと誘拐された夫人の娘を取り戻すこと。依頼人は保険会社の会長・衆木(丹波哲郎)。身代金として10億円を盗難の保険金で肩代わりするよう夫人の秘書・ブルーノ今村(名和宏)からも強く言われたことから一旦相手に金を払い、その後宝石と夫人の娘とを奪還する計画を立てるがこの計画は失敗。娘の身柄を取り戻したが金と宝石は取られてしまう。その結果、宝石が戻らなかったのだから保険金を自分に払うよう夫人は衆木に求めてきた。都合20億円の大損で、三人はただ働きになっちゃったのだ。一方、夫人は裏取引して宝石を取り戻していたってんでまた、ちゃっかりしてんのね。
もうおしまい、じゃぁねぇ~とその場を去った甲賀は夫人の泊まっているホテルに忍び込み、「ファラオの星」を盗み出すが翌日の新聞を見るとびっくり。「ファラオの星」の展示会はしっかりと開催されているじゃないの。夫人はガセの宝石の盗難届けも出してないのはなぜ?
「ファラオの星」の本物はロジャース銀行東京支店のビルに保管されているらしい。支店長のリコが赴任した先では同様の事件が起きているし、払われた保険金はすべてロジャース銀行に入金されていた。背後にはシカゴマフィア(またですか)がいると目されている、とは隼の情報。
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隼はこの宝石と20億の金をロジャース銀行から盗み出そうと計画。甲賀と桜もこれに加わる。なぜか恵美も参加してすばらしいロジャース銀行ビルの模型を使って恵美=中島ゆたかのスカートの中をのぞきながらシミュレーションに励む。実行のため役割分担し甲賀はは最新鋭の金庫を開ける手がかりを得るために支店長のリコの服に隠しマイクを仕込み、隼は電気工事屋の辰三(室田日出男)を引き入れビルを停電させる手順を整え、三人がかりで保管担当の自衛隊員(山城新伍)をだまして自衛隊の装備をちょろまかす。
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そんなこんなで、いよいよ計画実行。ビルには空からパラシュート降下するので飛行機で出発するが、そのパイロットは旧日本軍の航空服姿で現れた隼。これがまた、教則本読みながら高速道路のトンネルまでくぐるという恐怖の操縦を展開。あげくに「俺には着陸させるのはムリだな」ってパラシュート脱出しちまうんだもん。空中で乗り捨てたセスナはどうすんだよ。この作業のフローを管理する中島ゆたかのノートにはイラストまで書かれている。
甲賀と桜はどうにかこうにか金庫を開けて宝石と金をゲットするが、脱出の途中でレーザー警備システムに引っかかり桜の背中と尻に火がついてしまうんだが、それを消すのにションベンかけるのってどうなんでしょうかねぇ(苦笑)
結局見つかったので、コンクリートで出来ている割にはえらいドコボコ音がするビルの屋上で敵と大乱闘開始。実はマフィアの黒幕は今村だったんだけど、そんな謎解きはどうでもいいらしい。
ガラス張りの外装にしてはコンクリート地肌むき出しのビル外面をつたって下に下りると衆木の秘書・紅真湖(志穂美悦子)も参戦し華麗なカンフーを披露。千葉真一のお笑いカラテが炸裂して敵の「片目のサミー」(安岡力也)の目が飛び出し、名和宏は前歯を折られて首を90度ずつ回され一回転させられたあげく腹の臓物をつかみ出されて絶命。なんちゅうマヌケな死に様だ。
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そこに現れた衆木は実は警視庁の人間で、変装を解くとすっかり「キイハンター」の黒木警視正になってしまうし、真湖は実は香港警察の刑事。捕らえられた三バカは総監の命により2・3年のんびりするため網走刑務所に送られていくのだった。それを出迎えるのは「八人殺しの鬼寅」(嵐寛寿郎)でした。


石井輝男は、何を考えてたんだろうか?とまじめに考えてしまうけど

もう、こういうふうに徹底的に娯楽を提供してもらってるんだからそんなことはどうでもいいかもしれない。「恐怖奇形人間」のエンディングを見たら、あぁこれはあの感じがいっぱいばらまいてあるんだな、と思い出すだけでいいのだ。
これはまじめに考えてはいかん。もう、あるがままを受け入れなさい、という天の声が聞こえた気がした。

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だいたい、バカというものを知ってないとこんな主人公を考えないぞ。前に無理なお願いをされて金をフイにしてんのに、そのお願いした同じ人間にまた頼まれてるってのは普通断るだろ?学習能力がない、そんな主人公たちを作り出すんだもんなぁ。またこの主人公三人、互いの酒にフケ入れるやら鼻クソいれるやら卵とトマトジュースをかけ合ったりととことん大人気ないケンカしてる。お互いをバカとかとんちき呼ばわりしてるのからして大人気ないしさぁ。
郷鍈治演じる桜一郎がマンガ的で、おだてられるとすぐのせられるのも最高のマヌケさ。
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本作はコメディなんだなぁ、とつくづく感心したのが、劇中で郷鍈治の左手が接着剤でテーブルにくっつけられてしまった後そのままずっと手の形に切られたテーブルの板がはりついていること。しかもそれがどんどん薄くなっている芸の細かさに感心。鬼寅親分の登場もセルフパロディだもんな。一人二役の山城新伍とかレストランでの食事のくだりはあきらかに「コント」
石井監督は途中からどうでもよくなったのか、特に敵方の登場人物の扱いもぞんざい。「片目のサミー」以下「ジャックナイフ・ジョー」「ブラック・ウルフ」「ジャッカル」「ワンパンチ・ジム」ってマフィアの皆さんがいるんですが

みなさんどこにいるんですか?
ひょっとして現金の受け渡しのくだりでラグビーごっこやってたのが?

予告編もすごい。前作のフィルム使いまわしあり結局使わなかったフィルムあり。Drtd0273415
この露骨なスポンサーへの気遣いもすごい。協力がオリエント時計なんだけど、当然のごとく登場人物はみなオリエントの腕時計をはめてるし、壁面にオリエントのポスターが貼ってあるのをしっかりとカット割りまでして撮っている。頭が下がります。
これは文句なしに愛すべきバカ映画。
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April 28, 2008

現実はいつも…

田舎住まいではよう判らんことだったが

アキバで話題の露出系アイドルが逮捕されたとか。

で、こうなると驚くのが、逮捕された人間の詳細が明かされてしまうこと

沢本あすか(22)って      実は(30)だったのか…

http://www.akibablog.net/archives/2008/04/sawamoto-31-080425.html

なにか無情感を感じたな

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April 25, 2008

准教授って…

とてもかぐわしい内容が多い、アオヤマ学院大学准教授の瀬尾佳美のブログ。

 http://okame21.blog87.fc2.com/blog-entry-109.html

はっきり言わせてもらえば、こいつバカなんじゃねぇの?こんなんでも准教授に
なれるんだぁ。

 http://www.sipec-square.net/~kseo/

こっちにはまたまたかぐわしい内容が。

死刑を公開しろって、それやってるのは中国とか北朝鮮なんだけどねぇ。
300万以下の年収の人間には人権もないらしい。

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March 08, 2008

さよなら広川太一郎

私事ではとことん面白くないことばかり。いっそ消えてなくなることが
できるなら、どれだけ楽になることやら。

などと世をはかなんでいるここ数日、広川太一郎が亡くなっていたとの報せが。

ここしばらくは体調がすぐれないらしかったが、ここにきて吹き替えしてたモンティパイソンの完全版DVDとか、ずっと見てみたかった「ライフ・オブ・ブライアン」のDVDも発売になろうというのに。

Mr.Boo!」の吹き替えはもう、ここまで吹っ切れると伝説になるという
最高の実例。
もともと、この人の名前を覚えたのは「チキチキマシン猛レース」のキザトト君
の声をやっていたことだったけど、このすぐ後に「謎の円盤UFO」のストレイカー司令官(演ずるはエド・ビショップ)の声をあてていて、このカッコよさは最高だった。

「007」のロジャー・ムーアの声をあててたりで、二枚目路線の吹き替えが多かった
けど基本的には喜劇の人。

もうあの、しょーもないギャグは聞くことができないのだなぁ。

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March 01, 2008

ネガイボシV終了しました

今回、いろいろとお世話になったマクセルのキャンペーン
「ネガイボシV」が2月末で終了しました。
個人的にはとてもお世話になったなぁ。

http://www.negaiboshi.jp/

こちらから入ると、メッセージの閲覧ができます。

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February 16, 2008

市川崑亡くなる

犬神家の一族」リメイクの頃から、市川崑がヤバいらしいとは聞いてたけれど
とうとう亡くなったとの報。享年92歳、

市川崑というと、まず思い出すのは自分的には「犬神家の一族」ということになる
訳だが、この人のこだわりはまず「画」ということになるのかも。
芸術か記録かとの論争にもなった記録映画「東京オリンピック」ではこの
こだわりがよく判る気がする。

でも、とにかくとらえどころのない人だなぁ。
文芸作品もやるけど特撮物も、ドキュメンタリーも、喜劇もやる、何でもやってる
とにかく型にはめられるのが嫌だったみたい。すごいのは、それがみんな
水準が高いことかも。
巨匠とか名匠という呼び方がこれまたあてはまらない、才能がまたなくなりました。

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January 25, 2008

江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間

以前にミステリー映画祭の上映会で見たけれど、まさかこの映画がDVD化されるとは…て言うもののこれは海外でのお話。
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synapse filmsというレーベルから(正確にはpanic houseからの販売)今回、ついに「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」がDVD化されたので、発売と同時に発注してゲット。このDVD、リージョンフリーなんで明らかに日本のマニアも狙っている商品。このほかにもsynapseでは東映作品をソフト化してて(「恐怖女子高校 暴行リンチ教室」とか)これまた嬉しくなってしまうけど、その辺はまた今後の課題だなぁ。
「恐怖奇形人間」は、05年の10月にミステリー映画祭で上映されたときのレビューを書き込んでたけど、今回DVD買ったので改めて見てみた。それにしてもこのDVD、どうみても日本のユーザーをターゲットにしてるぞ。
改めて思ったのは、石井輝男の感性の不思議さ。何考えてたんだろうか、とライトに考え込んでしまったです。

主人公、人見広介(吉田輝雄)はなぜか精神病院に入院中。
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監守(高英男)にひどく扱われながらも収容されているのだが坊主頭の男に命を狙われ、逆に彼を殺してしまい病院を脱走。出会った曲馬団の娘、初代(由美てる子)の歌う子守唄に広介は聞き覚えがあった。そして頭から離れない島の風景、美少女と醜い男の顔。彼女の知る風景にも覚えのある公介は翌日、詳しく話を聞くべく初代と待ち合わせをしたところ、彼女は何者かに殺され公介は殺人犯として追われる。素直な疑問、一日でこんなにひげって伸びるかなぁ。
「裏日本(死語)の子守唄らしい」との初代の言葉を頼りに裏日本を旅する広介は(旅費はどこから?)彼と瓜二つの顔の地元の名家の当主、菰田源三郎の病没を知りその町で調査開始。按摩のおばはん(加藤欣子)から聞いた所では、源三郎の父丈五郎(土方巽!)は手の指の間に水かきがあり人目を嫌い、家を執事の蛭川(小池朝雄)に任せて妻のとき(葵三津子)とともに孤島に渡り、島を改造しているとの話。
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変な坊主のいる寺(由利徹大泉滉)に葬られた源三郎が生き返ったように見せかけ、広介は源三郎になりすます。ちなみに、診断する医師は上田吉二郎。ここのくだりは見事なまでにコントで、間に挟まってしまった吉田輝雄はさぞかし吹き出すのをこらえるのに苦労したと思う。

菰田の家に入り込んだ広介は、源三郎の妻・千代子(小畑通子)のみならずいとこの静子(賀川雪絵)とも情を通じていた。源三郎と入れ替わっていることがバレないかとあれこれ苦労する広介の姿は、これまたコントの領域。
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しばらくして、家の中にせむし男が現れたりマムシが放されていたりと奇妙なことが起るようになり、千代子が何者かに毒殺される。
島の秘密に関係があると見た公介は蛭川、静子、下男の新吉を伴い島に渡る。そこでは父・丈五郎が奇形人間の王国を作ろうとしており、健常な人間さえ外科手術を施し奇形人間にしていた。(現れる方々は土方巽暗黒舞踏団のみなさん。大活躍です)
「わしはこの島を奇形人間の楽園にするのだ!正常な人間が奇形人間に服従するのだ!かたわの気持ちはかたわにしかわからん!」
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丈五郎から、広介が夢に見たものが何だったのかが明かされる。源三郎と公介は双子の兄弟だった。丈五郎の夢をかなえるため、広介を東京の知人のもとに預けこの島で奇形人間を作るために外科医にする計画だったのだ。夢に見た美少女は秀子(由美てる子二役)。そして醜男は彼女と人工的にシャム双生児にされた猛(近藤正臣!)だった。広介はこの島で過ごしていた時期があったので、島の光景を覚えていたのだ。
拳銃を向け、丈五郎は広介に己の野望へ協力を求める。その条件として、広介は秀子を切り離す手術をし、秀子と結ばれる。しかし、丈五郎は驚くべき事実を告げる。彼はこの島に妻のときを監禁していた。林田(笈田敏夫…出番これだけかい!)との不実に怒った丈五郎は林田ともども島の洞穴に妻を閉じ込めて林田を死なせ、傴倭男にときを与え初代と秀子を生ませていたのだ。結ばれた相手は異母の妹だった!
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近親相姦しちゃった事実を知り愕然とする広介。丈五郎は広介も蛭川も静子も、洞穴に閉じ込めようとするが、そこに下男の新吉が現れる。
彼は実は私立探偵、明智小五郎(大木実)だったのだ。明智の推理では、今回の一連の事件はみな蛭川の所業。面と向かって変態よばわりされるのって、どういうもんだかとは思うけどそれをしっかりと受け止める小池朝雄は偉大だ。静子とねんごろになり、菰田家の財産を狙っていた蛭川の悪事を知り丈五郎は激怒。静子ともども蛭川を地底湖に落とし込み、洞窟から逃げようとする。その丈五郎を追う小五郎。秀子と広介もときを鎖から放ち、後を追う。
ときを外に出し、広介はいつの間にか書いた手紙を彼女に託す.。
丈五郎を追い詰め、「ときさんはもう十分に責めを負っている」と説得する小五郎。ときも丈五郎に謝罪し、恨みはないと丈五郎を許す。丈五郎は改悛し、自らを恥じ舌を噛み切り果てる。
広介から明智に託された手紙には、広介と秀子は許されない愛を貫くため花火と共に星になると記されていた。
伏線も必要性もよく解らないままいきなり上がる花火。広介と秀子は、星になった…
おかあさ―――ん

DVDで見ても、やはりこのエンディングを見て、どうすれば笑わないで済むのだ?
この石井輝男クオリティおそるべし。
主役はやっぱり、吉田輝雄。石井映画の良心にして、なぜか定点。
石井作品ではだいたいこの人以外はみんな変な奴なんだが、他の東映時代劇では吉田輝雄も変な役しっかり演じている。こういうのがプロってもんですよ。とはいっても、この人のモノローグのあまりにも自信のなさそうな口調は、何だか一種の芸になってるよなぁ、と思う。
土方巽は、正直言ってかっこいい。この舞踏団の映像はアングラぽくてなんだか浮いてるんだけど、この映像は大変珍しいので見る価値がある。
女の裸いっぱいだし(^_^;)
最後の土方カットは途中で露出が思い切り変わっているから、自主映画みたいで地味にウケてしまった。こういうのって、実際に自分で映画を撮るとわかるですよ。フィルムは富士フィルムだし、発色がいまいちなのでなおさらです。

由利徹と大泉滉と上田吉二郎のコント風のくだりはすばらしい掛け合いなのだが、こういうブレイクを入れてしまう石井輝男の感覚には感服。おどろおどろしい物語の中でこれはウケる。一服の清涼剤の欽ちゃん走りよ。
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小池朝雄は、なーんでかこんな普通っぽい、変な人の役が結構ある。ものすごい異常性格だよ、蛭川って。それを淡々とこなす小池朝雄は不思議な人だ。後に刑事コロンボの声でメジャーになっても、彼のスタンスはあまり変わらなかったらしく、TV版の「三つ首塔」なんかでも変な役だった。どんな人なんだろ?と「三つ首塔」見たときの驚きは何と言っていいのやら。アミアミのシャツ着てSMショーでムチ振るってるんだもん。
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東映は元満映のスタッフが移ってきた会社なのだそうで、この満映はとにかく「なんでもあり」の間口の広さが売り物だった。こういう「見世物映画」を楽しむ素養が十分にあった会社だから、その空気を持ってきたスタッフにより東映は「エログロナンセンス」映画を作る下地が十分あった制作会社だったそうな。
作り手に勢いがあるもんだから、微妙につながらないところもたいして気にならない。初代に会うときに1晩で公介がひげ面になったり、金もないはずなのに裏日本を旅したり、いきなり出てくる島の花火って何しにあるのかとかなんて不思議がいろいろあるけど気にしちゃいけない。
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映画を楽しむのに、理屈はいらないぞ。実はこの作品、なにげに乱歩の世界をかなりいい感じで映像化してると思う。曲馬団、レビュー、畸形、狂気、エロといった要素をうまく詰め込んでいる感じ。この爆笑の結末をさっぴいても、乱歩の世界の再現はかなり成功している、と思うんだけど…。
他にも石井輝男の映画は見てみないといかん。

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December 29, 2007

サーフズ・アップ

いまウチには小学生のコドモがいるわけで、その場合どうしても「子ども会」
の活動もしなくてはならない。しなくてはならない、というのはなぜかというと
いかんせんウチの子が通う小学校は都市型の過疎化が進んでいて、つまり
どうしても人数が少ない。ウチの町内の子ども会は6年生が現在二人だけで
ウチの子はその下にいる5年生。子ども会唯一の5年生、ということは、来年度
奴はいやおうなしに最上級生として「子ども会の会長」になってしまう。

ただでさえ人数が少なめだしこれじゃサボるわけにはいかない。しかも、今年度は
ウチのツマが子ども会の世話役をやっている。ということは、子ども会の活動を
いろいろと企画しなきゃならない。あれこれと知恵をしぼり11月にはわんこそば大会
を催したが、今月は希望者を募って映画を見に行くことになった。

で、何を見る?とセレクトしてみたが、大人も子供も一緒に見られる映画って
思いのほか少ないのだ。
確実なのはアニメだ、ってんで、見ることになったのが「サーフズ・アップ

「ハッピーフィート」の二番煎じかも、とは思ったけどもう、他に選択肢がなかった
のでこれは仕方ない。町内の小学生の子どもたちと一緒に、保護者として
見に行った。
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物語はというと、南極に住むイワトビペンギン、コディ・マーヴェリック(声 シャイア・ラブーフ 吹き替えは小栗旬)は偉大なサーファー、ビッグZに憧れペングー・アイランドで行われる「ビッグZメモリアルカップ」に出場するためにはるか南極からやってきた。道中ニワトリのチキン・ジョー(ジョン・ヘダー 佐藤せつじ)と親しくなるのだが彼の前に立ちはだかるのが大会9連覇中のコウテイペンギン、タンク・エバンズ(ディートリック・ベーダー 楠大典) 
タンクはビッグZを破った実力者だけど、子供からは嫌われ者。
タンクとトラブルになったコディはいきなりタンクとの波乗り勝負。でもあっさり波に
のまれ敗退。気絶したコディはライフセーバーのラニ(ズーイ・デシャネル 山田優
に助けられなぜかジャングルの奥に住むギーク(ジェフ・ブリッッジス マイク真木)のもとに連れてかれる。
ギークにケガの治療をしてもらったコディは会場のビーチに戻る途中ですばらしい
ビーチを見つけるがそこはビッグZのホームグラウンド。そしてギークは実は
死んだはずのビッグZだと気づく。
サーフィンから離れたギークはすっかりむかしの面影はなかったが、何とか
サーフィンが上手になるよう教えを請うコディ。もうサーフィンはしないと
決めていたギークはコディの熱意に対して次第にコディにコーチをするようになる。
大会前日、「教えることはもうない。勝つことだけが全てじゃないぞ」とコディを
諭すが、勝つことに執着するコディにギークはがっかりしてしまう。

そして大会当日、チキン・ジョーとともにファイナリストに残ったコディはタンクとの
一騎打ちにのぞむ。はたして、勝利は誰のものに?

演出がすっかりドキュメント風で、インタビュー形式で語られる部分が多い。
ほんとによくあるサーフィン映画のパクリ。
また、波の描写とか夜のシーンではよく見ると画面が粗くなったりとか海での
場面だとレンズに水滴がついたような画面だったりととにかく芸が細かい。
でも、シーンごとのつながりがスムーズでないもんだから物語の流れがいまいち
だし、脚本がもっとできのいいものだったら良かったのに…と思ったな。

こういうので子どもたちは満足してくれただろうか?というのが一番の不安。
「ALWAYS 三丁目の夕日Ⅱ」を見たいという親がけっこういたけど、何となく
そっちにすればよかったかも、と思った日ではありました。
なにはともあれ、子ども会の活動はがんばってやらんといけない。子どもたちに
いいとこ見せなきゃなぁ。
けっこう大変だけど。

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November 15, 2007

鉄腕 稲尾和久

稲尾和久が亡くなった。

リアルタイムに知っているわけではないけれど、西鉄ライオンズの
黄金時代を支えたエースピッチャーとしては知っていた。
アタシャあまり巨人が好きではないから、こんな風に打倒巨人を最大の
目標にしてそれを実現した伝説のチームというのは大好きなので、
いろいろと本とか読んで勉強しましたよ。
とにかく、この当時監督だった三原脩の「巨人憎し」の執念から
すべてが始まっていたんだろうけど集まった選手もすごかった。
中西太、大下弘、豊田泰光、仰木彬、高倉照幸などなどが
有名な伝説のチーム、西鉄ライオンズ。

稲尾の戦績を見ると、今のピッチャーの常識からはかけ離れているのに
ただただ驚く。

年間42勝って…まず絶対更新するのは無理!
この記録を作った1961年の稲尾は78試合に登板、404イニングを
投げている。このシーズンは140試合制だから、半分以上で稲尾が登板
していることになるんだが、これは凄いぞ。
404イニング?

今シーズンはちなみに、阪神の久保田が90試合に登板してるけどイニング
は108。藤本が2005年に80試合登板で92回イニング投げてるけど比較できん。
だいたい稲尾の場合は1959年に75試合登板で402イニング、1963年に74試合
で386イニング、1958年に72試合に登板して373イニングって、ものすごい
ヘビーローテーション。入団して7シーズンで2763イニング投げているの?
25歳にして234勝達成しているなんてなぁ。

07年パリーグの最多勝、涌井は17勝してるけど28試合に登板して
投球イニングは213。涌井の倍投げないと稲尾に追いつかない。

新人王を獲った1956年の成績は21勝6敗で防御率1.06…?
これより凄い数字は2リーグ制では村山実の0.98しかないぞ。
(くだらない話だけど、唯一勝てなかった投手として村山実の名前を
稲尾本人も挙げていたそうな。名球会のじゃんけん勝負で負けたから)

こりゃまさに鉄腕だわ。
おかげで「鉄腕投手 稲尾物語」なんて本人主演の映画も作られてる。
(監督は本多猪四郎だぁ)とはいっても、これはもうなんといっても
1958年の日本シリーズでの稲尾の大活躍によるものだと思う。

これはまさに伝説の日本シリーズ。西鉄対巨人の名勝負。
後楽園球場での第1戦、先発の稲尾は4回3失点で交代。その後も点を取られた
ライオンズは2-9で敗戦。
第2戦はライオンズ先発の島原があっさりノックアウトされ、1回に7点とられて
3-7でまた敗戦。
第3戦は平和台に移り、稲尾対藤田の投手戦。しかし0-1でライオンズ敗戦。
とうとう追い詰められたライオンズ、三原監督はここで名言
まだ首の皮一枚つながっている

翌日に予定されていた第4戦は雨のため順延。あまりに早く決められた順延に
批判もあったが、これが運命の分岐点になった。
第4戦はまたも稲尾の先発。この試合は豊田の活躍もあって6-4で勝利。
稲尾は126球で完投。
第5戦はライオンズ先発の西村があっさり崩れ初回に3点をとられる。
急遽登板のリリーフ島原がなんとか3イニングを持ちこたえ、4回から
稲尾のロングリリーフ。7回に中西の2ランで反撃し9回に関口のヒットで
1点返して3-3の同点、延長戦に突入。
しかし10回の裏、稲尾がまさかのサヨナラ本塁打を放ち4-3で劇的勝利。

舞台を後楽園に戻しての第6戦は、再び先発稲尾と藤田の投手戦。
初回に中西の2ランで先制し、この2点を稲尾が守りきり2-0でライオンズ
勝利。ついに対戦成績を3勝3敗のタイに持ち込む。

そして迎えた翌日の最終第7戦、なんと先発はまたも稲尾。
初回、巨人先発の堀内から中西が3ランを打ちライオンズ先制。
負けられない巨人も堀内を早々にあきらめてエース藤田を投入。
ところが藤田が5回に豊田・中西に連続安打で2点献上。
稲尾はというと、巨人打線を打たせて取るピッチングで完全に抑える。
9回裏に長嶋のソロホームランを浴びるが、この1点のみで完投勝利。
西鉄ライオンズは3連敗後に4連勝という、奇跡の逆転優勝を遂げる。

にしても、全7戦で6戦に登板し(うち先発5試合)4勝という稲尾のすごさったら。
ダルビッシュがそんな活躍してるの想像できるわけがない。
何はともあれ、こんだけのヘビーローテーションをこなした不世出のピッチャー
は8年目に故障してしまい、その翌年から勝てなくなってしまったが伝説は
変わることはない。
もう伝説が生まれることがないだろうと思うと、やはりつまんないなぁ。
稲尾をめぐる人々では、特に面白そうなのが榎本喜八。これはまた
もっと調べたいと思います。

ついでながら、これを書き込むのにパリーグの記録をいろいろ見たけれど、
際立っているのは近鉄の弱さ。1961年に103敗しているのはおちゃめ。
愛すべき球団だったなぁ。

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November 13, 2007

石野見幸さんのこと

石野見幸さんはジャズシンガーである。

とはいっても、実際にお会いしたことがある訳ではないのですが

以前、確か昨年テレビでこの人のことを紹介していたのをたまたま見て、
9月の段階でスキルス胃がんで余命1ヶ月と診断されてるのにかかわらず12月の
ステージに立っていた姿を見て、唖然としたのを覚えている。
凄い人がいるもんだと、とにかく驚いた。

今年の9月ごろにたまたまテレビを見てたら彼女のことが再度紹介されて
いて、あぁ、あの人か、と思い出しつつ見てたら何と、今年の7月にもステージに
立っていたとは。しかも大阪ブルーノート。

正直、驚愕だった。いくらなんでも、命の限界に近づいてるのに
ここまでがんばって歌おうとする姿勢。
はっきり言って、もう斃れておられると思っていた。
それと、彼女を支える親御さん。

生き様って、こういうのを言うのかとしみじみ思った。
本当に命削って歌ってるんだもの。

その裏側は、いろいろと複雑なこともあったろうなぁとは思うが、
とにかく自分と同じ病気に苦しむ人の力になりたいという気持ちは
すごい信念だと思うよ。
自分をプロデュースしたい、その気持ちはわかるけどそのためだけに
無理を重ねるの、悪いことじゃない。

でもついに、11月8日に亡くなられた。

こんな人生見せられると、自ら命を捨てるなんてのは最低だよなぁ、
と思うよな。

MICOPRO MIYUKI ISHINO

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October 10, 2007

不思議だなぁ

このブログ、何か映画見たときには記事をせっせとこさえてアップする訳なのですが
いつも自動巡回ソフトでテキトーにコメント付けられる記事がある。
4月に苦し紛れにこさえた書き込みなんだけど、なんでこればっかり変なコメントが
つくんだろう。

いま読み返してみても理由がわからないです。

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September 30, 2007

今月は

仕事の忙しさに負けてしまい、ろくにDVD鑑賞もできずアップも今のところたった
3回だけ…
くやしいなぁ、と思うのだけど体はひとつしかないし、仕事もひとつしかないし(泣)
道楽するには銭が要るので、銭のほうを優先してしまった9月でした。
でももし、道楽が銭の種になったとしたら、自分はどう思うのだろう?

次こそ「黒船」見るぞ、と決意して9月が過ぎていく。とほほ。

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August 23, 2007

哀惜

かれこれ20年以上、たまに出る芝居にいろいろと関わってくださっていた
方が先日急逝した。48歳とは、まだそんな年齢ではないというのに。

どうしても実感はわかなかったが、お通夜に参列して実際に棺に収まった
彼を見て、納得せざるをえなかった。
前日まで普通に過ごしていて、翌日の朝、倒れているのが見つかったとのこと。

喪主は奥さんなのだけれど、まだ若い方なので突然のこの事態にすっかり
憔悴していた。まして、喪主をつとめるということはそういう精神状態にかかわらず
やらなくてはならないことが多いのだ。見ていて、本当にぼろぼろな感じだったのが
なおさらやるせない。

彼は私の次兄と同窓生になる。
4年前に亡くなった次兄のことを思い出してしまった。

長い休みになると必ず実家に次兄は車で帰ってきていたのだが、その年は
早めに戻ることにして盆の明けるその当日、朝に盛岡を発ち自宅に帰っていった。
自分はというと、彼の車がなくなっているのに気づいてやっと、帰ったんだなと
思った程度だった。
その日の晩に次兄から「無事着いた」と電話が母にあった。

3日ほどして次兄の勤める会社の上司から電話があった。
「出社していないのですが、まだ実家においででは?」
送り出したこちらとしては、それはおかしな話。もう無事に戻ったはずなのに。
次兄に電話をかけても出ない。携帯も出ない。何か様子がおかしい。
その日の夕刻、長兄と自分とで様子を見に行くことにした。新幹線に乗り
次兄の住むアパートに着いたのはもうすぐ日付の変わる頃。彼の乗っている
車があった。部屋の前に立つと、明かりが点いている。悪い予感。
鍵を開けてドアを開くと、次兄の灰色の足の裏が見えた。うつぶせに倒れていた。

警察を呼び、実況見分をしているあいだ外で待っていたが夜空は晴れて、星が
見えた。聴取も終わり、解放されたのは午前3時を過ぎた頃。
駅前のカプセルホテルに泊まることにしたけれども、とても眠れない。母に連絡
入れていたので朝に出迎えしなくてはならないし。

まんじりともしない朝が来て、それからはぱたぱたと忙しかった。葬祭場を借りて
次兄が検死から戻るのを待ち、戻ったら祭壇をこさえた。弔問には会社の方々が
たくさん来てくれた。何とか実家まで連れて帰りたかったけどそれは無理な状況で
仕方なくお骨にして実家に連れて帰ることにした。火葬はすぐ翌日。
地元ではお骨は木の箱に収めるが、次兄の住んでいた厚木では骨壷に収める
そうで、このとき使ったがこれがまた結構重い。お骨を収めて盛岡に帰ることに
して、ずっと電車で移動したのだけど長兄はこの骨壷をずっと自分で持っていた。
重いのは判っていたから、代わるよ、と声をかけても彼はずっと抱えたまま。
盛岡の実家までたどり着いたとき、叔父や叔母たちがずっと待っていてくれた。
そして、骨壷に収まった次兄に「お帰りなさい」と語りかけてくれた。このときに
初めて長兄が泣いているのを見た。声も出さずに、我々に背を向けていた。


残される側には、どうしてもつらいことだらけ。あれから4年経ったのだがやはり
思い出すと切なくなるなぁ。
自分はどういう最期を迎えるのだろう、といつもなんとなく考えている。

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July 17, 2007

選挙ですよ

 少しまじめに考えてみた。

こないだ、久間防衛大臣が「しかたがない」発言で結局辞任したけれど
(もともと辞めるつもりなかったけど、選挙の話を公明党から持ち出されて
自民党にケチつけたから、大臣を辞めざるを得なくなったみたい)
この歴史観自体は、立場を変えてみるとそれもありかなといえる程度の
こと。「戦争の終結を早めるために原子爆弾を使用するのは仕方なかった」
という意見は、とってもアメリカさん的な歴史観でそれに基づいてみれば
そういう発言も理解できるんだけど、問題なのはこれを日本政府の大臣が
言っちゃったこと。
日本政府は核兵器の存在や使用を認めていない立場をとっているので、
「核兵器を使っちゃったもんは仕方ないよなぁ」なんて聞こえる発言を
政府の人間が言ったとなると、政府の原則論が崩れてしまう。
使用を容認してんじゃんよぉ、と核保有国からどつかれてしまう口実になる。
あとまずいのはもうひとつ、こんなこと口走られた日にゃ公明党的にも
原則論が通用しなくなってしまうこと。
公明党は自民党と違って集団的自衛権の行使に反対しているので、自国
以外の同盟国が第三国と戦闘状態になった場合に直接戦闘に加わらない
現行憲法の原則を維持するべし、としているが核兵器なんて飛び道具を
使っても仕方ないよなぁ、ってことになるとまた日本でアメリカの核爆弾を
使われるのを許すことになるし、そんな原則論を唱えておいてアベちゃんの
改憲志向に手を貸している現状にツッコまれてしまうわけで、選挙の前に
こんなこと言わしとく訳にはいかなくなった。

いろいろ大人の事情があるのねぇ。

で、今回の選挙は実は不要論も多い参議院議員選挙なんだけど、
「俺たちの選択肢はこんなもんなのかいッ!」と言いたくなるような方々が
立候補しているような気もするので、立候補前にウルトラクイズみたいな
予選とかやってもらえないもんかなぁ、と思っている今日この頃。

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June 23, 2007

近況

いまいちボルテージが上がらないので、なんか冴えないです。
いろいろと要因があるのは分かっているのですが。

最近欲しいDVDがあまりないのも原因かなぁ…

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June 03, 2007

ドラえもんの最終話

ニュースになってたけど、同人誌で最終話を発表してた方が小学館に
怒られたらしい。
問題になったのは、1万3千部の発行部数。これじゃそりゃ、目くじらも
立てられるだろうなぁ。

サザエさんの最終回とかもよくネタにされてきたけれど、オイラの知って
いたドラえもんの最終回は、たしか「のび太植物人間説」のやつ。あと
自分はリアルタイムで小学館の学習雑誌に連載されていたのを読んで
いた世代になるので、記憶していたのはのび太がジャイアンとガチで
喧嘩して、結果のび太がジャイアンを降参させたのをドラえもんが
見届けて未来に帰るやつ。これは原作者本人の作なので、てんとう虫
コミックスでも読める。だいたい、日本テレビ版のアニメもリアルに
見たんだぞ、おれ。
Photo_4今回のこれはドラえもんの電池切れというのが話のきっかけになっているそうで、どんなもんか興味あったけどネットでは結構出回っているそうで先日読んでみる機会がありました。
かなり現代風のプロセスが入っているけど、出来はかなりいいと思うよ。オリジナルの設定に対して、若干齟齬が生じてはおるけれど。

個人的には、成長したしずかちゃんが気になって気になって…。
Photo_5

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May 31, 2007

合宿

今日は上の息子が学年行事の合宿で、野外活動のため
家におらずテント郊外の山のふもとで1泊している。よって家にはいない。

とにかく静かな我が家。

無事に帰ってくるといいなぁ、としみじみ思った。

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燃えろ運動会

 別口でも書いたけど、こちらでも。PCも何とか復旧しました。

26日の土曜日は子供の通う小学校で大運動会が挙行された。
前日まではざんざん雨降りで、当日の開催がたいへん危ぶまれた
のだけど26日の早朝にはすっかり雨も上がり、風こそ強かったものの
開始予定時間にはもう、すっかり校庭も乾いており予定通り
開催となりました。

んで、こども達は8時に集合ということで早めに登校。ムスコは用具係
なのでさらにすこし早めに出て行った。開会式は8時半から開始だ
ってんでのんびりと敷物とかコールマンのテーブルとか持って出かけた
のだが、やはり場所取りに失敗。良い場所を押さえるには早く来なきゃ
だめなのは分かってはいるんですが。結局適当に小間を決め、場所を
取った。開会式も間に合ってないのです。
今年問題なのは、PTAのリレーに出ることになったので「果たして
ちゃんと自分は走れるのか?」という不安。お父さんたち、運動会で
アキレス腱断裂とか大怪我するんだもの。オイラはいまのところそんな
重大なケガはしてないけど、年齢考えるとなぁ…。
その前にいろいろと競技がある。PTA自由参加の大玉ころがしに出る。
相方の子供と大きな玉を転がしてリレーするだけ。無事終了。
得意の輪っか回しも出た。毎年1等賞だけど今年も1位。…だけど、
足がついていかない感触が…不安が増幅された。例年だとPTAの
綱引きがあるのだが、昨年は1セット3分以上やらされたのが3本続き
参加した父兄がみなとんでもなく疲労困憊したのが問題になったのか
今年はPTA綱引きはなし。ほっとしました。

そして、やってきました。問題のPTAリレー。

出場予定の父兄は事前に組分けもしてあったから、指定のはちまきを
もらって順番に並ぶだけ。オイラは黄色チームでした。そして、スタート
の合図のピストルが鳴った。
自分の組じゃないがいきなり転倒者発生。これでビリはなさそうだ。
自分の順番が回ってきた。バトンパスを受けてスタート!…あれ?

足がついてこない。運動会で転ぶお父さんの状況がやっとわかった。
とにかく、足がまったく思ったとおりには動いていない。それで気持ちは
走っているつもりなので、上体だけ前につんのめり転ぶのだと今回
やっと理解した。いつも「なんで転ぶんだろ?」と思ってたのにいざ
自分が走ってみたら、いつの間にか転ぶ人になっていたようだ。
少しスローダウンして走ったら大丈夫だったけど、とにかくきつい。
130m走るのがこんなに体力的につらいとは。衰えたなー、オレ。
無事転ばずにバトンを渡すことができたけど、ものすごい疲労。
終わって自分とこの小間に戻ったら寝てしまった。お昼は子供と
一緒なんだけど、とーちゃんずっと寝てしまいました。

翌日からひどい筋肉痛が下半身を襲ってきた。まだ引きません。
参加賞でティッシュを競技ごとにもらえるのだけど、たかだかティッシュ
3個のためにこんなに疲れたのか?自分。
そしてこの、衰えた足腰。来年はリベンジだ、と決意して夜の
ジョギングとか始めようかと画策している今日この頃。

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May 13, 2007

ケータイ

PCが不調で、更新もDVD鑑賞も何もできません。
ケータイから書き込みしてるけど、面倒。早く直したいです。

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April 06, 2007

頭悪いぞ

仕事してても、何か読んでても「あ、このネタはブログに使えそう!」と
喜ぶのもつかの間。こうやっていざ打ち込みにかかると、すっかり忘れて
しまってるのがくやしい。
DVDはまた増殖中。「悪魔の性 キャサリン」「アルファヴィル」を中古で購入。
こらえ性のなさは、自分でもあきれます。

小林信彦の「日本の喜劇人」をいいかげんに読了。
いろいろ勉強になりました。で、これを読んでて思ったけど、映画が好きなのは
まぁいいけど、それだけではダメなのでは?本も読まなきゃいかんのでは?
と感じていたのがおおむね確信になった。原作とか関係の書籍は読んでおかんと
いかんぞ、こりゃ。いい例が「ダ・ヴィンチ・コード」だな、としみじみ感じた。

まだまだ勉強不足。

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February 25, 2007

栄光の近鉄バファローズ

 こないだニュースで、現在オリックスバファローズとなっている球団名
が変わるだろうと伝えられた。近鉄が完全に球団経営から手を引くこと
になるからだそうだけど、このニュースを見たネットの画面にリンクして
あったウィキのリンクをたどったら「10.19」の文字があった。読んでみたら
もう、泣ける位の熱い言葉がならんでいて嬉しくなった。

忘れもしない1988年10月19日の川崎球場のダブルヘッダー。
おそらくは翌年シーズン終了まで、最も近鉄とパリーグが熱かった時代が
とても懐かしく思い出された。

結局日本選手権王者となることはかなわないままだったが、近鉄は
とにかく劇的な球団だったなぁ。

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