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January 10, 2009

ウォーリー を見に行きました

 まったくの遅ればせながら

あけましておめでとうございます。

個人的には、めでたいことはひとつもなく悲惨な生活を送っていたせいか、年末から年始にかけてのこのモチベーションの低さ。
面倒くさくてネットからは遠ざかっていました。

で、気も向いてきたのでなんとなくアップです。
年末には年中行事で子ども会の映画鑑賞会があるのだが、今回もこれに行ってきた。前回はちなみに「サーフズ・アップ」でありましたが、今回は「ウォーリー」。
自分が新作の映画に触れる機会っていえばこの子ども会での映画鑑賞くらいかもしれないなぁ(笑)

見る前には「すごい感動的な作品!」みたいな感想がネットでは踊っていたけど、実際に見た感じでは…

月並みだよ、これ。

今回はクレジットも省略しておくね。

Untitled
舞台は29世紀の地球。一所懸命ゴミを片付けているのはロボットのウォーリー。
地球上には彼ひとりだけしかいない。もともと、住んでいた人類は大型宇宙船アクシオム号に乗ってすでに地球から脱出していたからなのだけど、それは22世紀のこと。
あまりにも人類は地球を汚しすぎて、ゴミだらけにしてしまったから地球上にいられなくなってしまったのね。人のいない地球上のゴミを分別し処理するために作られたシステムがこの「ウォーリー」だったのだが、実際に動いているのは彼ひとりだけ。他の同じ型のロボットはもう動かなくなってしまった。只ひとり地上に残されたウォーリーはせっせとゴミを処理し続けている。たまたま、彼は埋まっていた冷蔵庫の中から自生していた植物を見つけて持ち帰る。珍しいと思ったものはみんな自宅に持ち帰っていたのです。
彼にも一人前に人格ができていて、仕事が終わると家に帰り「ハロー・ドーリー!」のビデオを見て歌と踊りを楽しみ、自分以外の誰かと手をつなぐことを夢にみていた。
そんなある日、一台のロケットが降りてきた。中から現れたのはものすごいスマートな形をしたロボット、イヴ。
イヴは地上のあらゆる部分を調べ、画像に記録していたけどそんな彼女にウォーリーは興味津々、というか一目ぼれ。付きまとった挙句なんとか彼女とコミュニケーションとるのに成功、仲良くなって彼の家に連れて帰ってきた。
いろいろな宝物を見せてイヴと仲良くなっていくウォーリー、とっておきの宝物の植物を彼女に見せた。そのとたん、彼女は植物を自分の中に格納して活動を停止してしまう。動かなくなった彼女をひたすらかまうウォーリー、やっとこさ自分以外の存在と手をつなぐことができたけどやっぱり反応しないイヴ。何が起こったのか心配でたまらない。何日かして、イヴを回収するためにまたロケットがやってきた。イヴを格納してまた飛ぼうとするロケットに、イヴから離れたくないウォーリーは無理やりしがみつきそのまま宇宙に。
ロケットはアクシオムから発射されたもので、ウォーリーともどもアクシオム号に帰還しイヴは植物を回収したのでそのまま艦長室へと送られる。で、ウォーリーはそのイヴを追って艦長室まで行くのだがアクシオム号に暮らす人々はもう運動不足もいいとこで歩くことも満足にできない。彼らの足である空飛ぶカウチをかわしながらウォーリーはなんとかイヴに追いついて艦長室までたどりついた。
W
艦長にイヴが回収してきた植物を見せようとしたそのとたん、新たな計画が始動したことを自動操縦装置が官庁に告げる。のだけども、肝心の植物がない。ということで、イヴはロボットの修理ブロックに送られウォーリーもついていった。けどもディズニー風の相変わらずのベタな展開、修理ユニットでウォーリーが騒動を起こし、それを収めようとしたイヴがレーザーガンを発射したりしたおかげで騒動はさらに拡大。イヴは保安ロボットに「危険なロボット」として艦内全域に手配され追われてしまう羽目に。修理ユニットにいたちょっとイカれたロボットたちはこのドサクサで外に出られたので大喜びし、ウォーリーと行動を共にする。そんな中でもなんとかイヴは回収した植物を発見、イヴは当初の指示通り艦長にそれを届けようとする。
一方の艦長、植物って何だ?という疑問から始まりそれが育っていた地球とそこでの人類の生活、文化に興味をもちコンピュータからその内容を教えてもらい興味はさらに深まる。でも、オートパイロットにはもうひとつ別の命令が極秘裏にインプットされていて艦長の元にイヴが植物を届けるのを阻止しようとしていた…。

W2
小ネタはとにかく豊富で、例によってピザプラネット(ピクサー作品のお約束)のトラックもごみの中に登場、極秘命令のコードはA113(カルアーツ出身アニメーターのお約束ジョーク)とお約束がいろいろあるのね。通好みのポイントだと、ウォーリーの充電完了時に響く音はマッキントッシュの起動音だし家でビデオを見るメディアはiPod-nanoだし、「ハロー・ドーリー!」を見るためのビデオテープはなんとベータ。29世紀の話なのに?自分的にはこの辺のこだわりはしみじみ泣けてしまいますなぁ。ウォーリーの外観については「E・T」と似てる、という人は多いけど実際はフロッグデザインのマッキントッシュがモチーフなんだそうで、つまりはSE/30とかが元ネタなんだそうな。実際、イヴのデザインは担当者がiPodのデザイナーだそうだし、見た目はiMacのデザインを意識したものだと聞いている。でも、正直なとこイヴはあまりかわいくないのよ。やっと映画の終盤で、壊れかかったウォーリーを助けようと奔走するあたりになって少しかわいく見えてきたけど。ウォーリーって名前も、実はこのロボット個体の名前じゃなくてシステムの名前だったのね。
Waste Allocation Load Lifter Earth-Class
の略称がWALL・E(ウォーリー)になるんだって。地上型ごみ配置積載運搬機、とでもいうのかしら。
ストーリー的には、基本月並みなので特に言うことはない。
主人公が異性と出会ってひとめぼれ、なんとか気をひくことに成功したらトラブル発生、巻き込まれてもはやこれまでというところで大逆転、見事なハッピーエンドというパターン。
ディズニーくさくなってしまったのはまぁ仕方ないとして、中途半端な展開に感じるところがある。今回初めて実写の人間が登場することになったけど、これは可かなぁ?という点とか、修理ユニットで出会うロボットたちが個性豊かなのはわかるけど、そのかかわりを描写するのが結構あっさり目でいまいちピンと来ないところとか、アクシオムに暮らす人々の描写をもう少ししてほしかった気がするところとかが少々不満。人類の歴史をたどる美術展示みたいなエンドタイトルロールはちょっとおもしろかった。
まぁ、自分としては「モンスターズ・インク」みたいに脚本がよくできた作品を期待していたのでそういう点ではちょっとがっかりでありました。
子供たちにはまずまず好評だったけど、そりゃそうだろうなぁ。そこそこ良くできていて画はきれいだったし。んでも、自分的には昨今の冒険できないハリウッドが見えてしまった気がして、なんだかさびしい感じもした。
何にしてもピクサー作品はクオリティ高いから、見て間違いないから助かるなぁとは素直に思います。

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