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December 01, 2006

おくやみ連発

 あんまり意識していなかったうちに、10月から11月にかけていろいろと
監督とか亡くなってる方が多くて驚いた。

10月4日 田中登 急逝
日活ロマンポルノの、まさに「巨匠」。
実録阿部定」「㊙(マル秘)色情めす市場」「江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者
といろいろ並ぶけど個人的には「人妻集団暴行致死事件」の題名がえらく
印象が強い。これで日本アカデミー賞の監督賞候補にまでなってるから、
これは異例の高評価。一般映画では「丑三つの村」もあるのでした。

10月12日 ジッロ・ポンテコルヴォ監督 逝去
代表作は「アルジェの戦い」で、朝日の記事によるとアメリカ国防総省で
イラクでの対テロ戦の教材として関係者向けに上映していたそうで、
本人はこの知らせにえらい不満だったそうです。とにかく、寡作。
というか日本で公開された劇映画はこれも含めて4本だけ。だけど、イタリア
映画界の重鎮だった人。

10月30日 木下順二 死去
映画の人じゃないけど、演劇界のまさに重鎮。大御所。
「夕鶴」とか「子午線の祀り」は有名。木下恵介とは無関係。
「子午線の祀り」は見てみたかったっす。92歳…

11月15日 石川賢 心不全で急逝
なんつっても「ゲッターロボ」。永井豪との共作だけど、このあたりの
永井豪の発想はすごい。史上初の「合体ロボット」の概念がここで
登場。それを形にした石川賢。この「ゲッターロボ」がライフワークみたい
になって「真ゲッターロボ」「ゲッターロボ號」と神隼人を狂言回しにした
連作として発展したけど、これがまた面白かった。

11月29日 実相寺昭雄 胃がんで逝去
なんと言っていいやら。自分はウルトラオタではないので
神様扱いするつもりはないけれど佐々木守とのコンビで撮った
ウルトラシリーズのエピソードはみなとにかく個性的。怪奇大作戦
の「京都売ります」は円谷で撮った一番の作品かも、とは思う。
「哥(うた)」とか「無常」「歌麿 夢と知りせば」「あさき夢みし」
とかの作品が印象に強い。もっときちんと見よう。「シルバー假面」
「日本以外全部沈没」「ユメ十夜」と最近えらくアグレッシブだったのに
寂しいものです。

11月27日 宮内国郎 大腸がんで逝去
なんだか奇遇ではあるけれど「ウルトラマン」「ウルトラQ」の作曲家
宮内国郎も亡くなっていた。実はオイラの大好きな特撮作品はこの人の
担当した物が多くて「ガス人間第一号」「戦え!マイティジャック」(富田勲と
併用)「スペクトルマン」と並ぶ。

他にもあったような気もするけど、たてつづけに訃報。
さびしくなってきたので、今日はもうおしまい。合掌

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