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October 23, 2006

ああ、シングル8

 10/21の朝日新聞を読んでみたら、仕方ないかなとは思いつつ
きわめて残念な記事があった。まぁ、藤岡琢也が亡くなったことは
これはこれで残念だが、これを知らなかったことは恥じたな。
「富士フィルムが生産していたシングル8フィルムの生産・出荷を
07年3月で終了し、現像も08年9月で停止」…!

http://fujifilm.jp/information/20060425/index.html ←公式のリリース

 そりゃまぁ、確かにパーソナルなメディアとしての能力というか
需要というかはもうたそがれているかもしれないけれど、個人的には
これがあったからこそ映画を自分で作りたいという願いがかなったし
実際に撮って、いろんな人に見せるという作業の楽しさを知った、
とにかく自分の原点になっていたあのシングル8がなくなってしまう。

時の流れとはいえ、寂しいったらない。

いつか復活をさせてあげたいと思っていたものが手元にある。
フジカZC-1000。シングル8のカメラというか、全8mmカメラの最高峰
といっていいカメラ。一眼レフ方式で、標準10倍ズーム。最高72コマ/秒
のスローモーション。Cマウント採用でレンズ交換可。長時間露光も可能
という代物で標準レンズ付きの定価が258,000円だった。
これを一生懸命貯金して買ったのが高校2年のとき。しかしいい加減な
保管のせいでグリップ内の電池が液漏れしたもんで補修が必要になった
うえにところどころ故障が発生。あげく経年変化でフィルムマガジン部の
モルトが腐りオーバーホールが必要だったのだけれど、これがざっと5万円
かかるといわれあきらめていたのだ。
それでもいつかまた、復活させてあげたいと思っていた。
なのにフィルムがなくなるんじゃ、いったいどうしたらいいのか。

ああ、この辺の昔話を語ると長くなるぞ。なんとかなくならないように
願いたい。「フィルム文化を存続させる会」の活動を何とか支援したいと
思うのであった。
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Comments

うちにある Z-800 もたぶんもう動かないけど、なんだか、悲しいッスね。8mm はチープとはいえ、画面の質感は明らかにフィルムですからね。 16mm を半分にぶった切って「新ダブル8」でも開発するのかなあ。

Posted by: やぎ | October 23, 2006 08:19 PM

なんか、自分の書き込み読み返してみると
えらい思い入ればかりの変な文。だめだなぁ。

現像施設の老朽化が進み、需要がしぼみ更新もできないと
いうのが最大の理由だということですが…。
やぎさんの仰せの通りに新ダブル8やるしかないんだ
ろうなぁ。
わざわざサウンドエディタも買い、映写機も買ったのに…
といいつつVX2100も持ってますが。

Posted by: 最上屋 | October 23, 2006 10:49 PM

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